風俗ってどんな仕事がある？初めての風俗の仕事をする前に知っておきたいこと

「風俗」で働く女性は、全国に約30万人いると言われています。
高い給料をもらえることから女性に人気のお仕事です。

「風俗で働く」という働き方があることを知っていても、経験したことの無い人にとっては具体的なイメージが湧かないでしょう。

そこで今回は、風俗のお仕事を詳しく解説していきます。

「風俗」の業種と働き方は？

風俗と一言で言ってもさまざまな業種があり、業種によって働き方が異なります。

ホテルヘル

【ホテルヘルスの一般的な流れ】

ホテヘルでの接客は、ホテルに入室してからタイマーをスタートするため、希望したコース・時間よりも実質的に5～10分程度長くなることを想定しておきましょう。

プレイ前後にシャワーを浴びるため、性病のリスクを下げられたり、清潔な状態でプレイできたりするメリットがあります。

デリバリーヘルス

デリヘルは店舗を持たず、風俗嬢はマンションやアパートでの待機になります。

【デリヘルの一般的な流れ】

デリヘルは、比較的距離のある場所でも派遣されるため、店舗型と比べて移動に時間を取られる難点があります。

しかし、他の業種と比べて24時間営業が可能なため、自身のスケジュールに合わせて多くの稼ぎを得られる可能性を持つのが魅力的です。

ファッションヘルス

仕事の流れとしては、「ホテヘル」を店舗で行うようなイメージです。
プレイの前後にシャワーを浴びるため、清潔感のある中でサービスできます。

オナニークラブ

オナクラでは、デリヘルやホテヘル、箱ヘルスのタイプがあり、店舗ごとに異なります。
他の業種と比べると、性病への感染リスクが低く、過激なプレイを要求されることがないといった特徴があります。

風俗エステ

風俗エステとメンズエステの違いは、「ヌキ」があるかどうかです。
風俗エステではマッサージに加えヌキのサービスがあります。

基本的に、風俗エステでキスなどの粘膜接触行為や男性に身体を触れられることはありません。

また、風俗エステではアロママッサージやリンパマッサージといった、マッサージの技術を身に付けられます。

ソープランド

通称「ソープ」と呼ばれており、法律的には「スーパー銭湯」などと同じ扱いになります。

ソープの個室には、ベッドに加えて浴槽やマットが配置してあり、これらを用いた特殊なプレイを行います。
マットプレイなど以外のプレイ内容は、他の風俗店とほとんど違いはありません。

注意してもらいたいのが「本番行為の可能性がある」ことです。

セクシーキャバクラ

40分や60分といった時間の中で、2〜3人の女の子が入れ替わってお客さんの相手をします。

店舗によって、触ってもよい場所と触ってはいけない場所が決められています。
よくあるルールとしては「服の上からなら上半身は触ってもいいけど、下半身は触ったらダメ」というものです。

ピンクサロン

他の業種と比べて、シャワー室は設けられていないため、サービス前後はおしぼりを使って男性器を拭きます。

お客さんは「ヌキ」を目的としているため、短時間内に射精を目指さなければなりません。
1人あたりの接客時間が短いため、接客に自信のない女性も問題無く働けるのがメリットです。

風俗で働くメリット

風俗で働くメリットは、次の通りです。

給料が高い

風俗で働く一番のメリットは、給料が高いことです。

風俗で働くほとんどの女性は「お金稼ぎ」が目的にあり、月に50〜100万円稼ぐのも難しくありません。

風俗の仕事は、歩合制が一般的で、中には時給制にしている店舗もあります。
お客さんがプレイ内容に有料オプションを付けると、その分報酬は増額されます。

また、指名料は給料として女性が全額もらえるようにしている店舗が多いため、指名数が増えるだけ給料も高くなります。

どこの風俗店でも、1日3万円程度は稼ぐことが可能です。

プライベートの時間を持てる

短時間でお金を稼げて、自由出勤制の店舗が多いためプライベートの時間を持てます。

スケジュールが空いたときに連絡すれば出勤できるので、「仕事＜プライベート」を重視した働き方も可能になります。
もちろん、「たくさん仕事をしてお金を稼ぎたい！」といった場合にも、出勤日数を多くできるので、非常に助かる制度です。

接客技術を身に付けられる

風俗での接客に決まったマニュアルはありません。
男性客に応じて臨機応変な対応が必要です。

さらに性的サービスと合わせて男性客が満足できるように接客しなければなりません。
風俗で仕事をし続けているとおのずと接客技術を身に付けられるため、接客技術を身に付けるにはうってつけの仕事だと言えます。

また、接客は会話も大切ですが、気遣いや話の聞き役になることもそれ以上に重要です。

風俗で働くデメリットと対策

風俗の仕事をするとき気にかかるのは、次のようなデメリットです。

一般的な仕事に就きづらくなる

アルバイトや会社員でお金を稼ぐときと比べて、短時間で高額のお金を稼ぐことができます。
長く風俗で働いているとそれが当たり前になるため、一般的な仕事に付きづらくなるのです。

また、長い期間風俗の仕事をすると、一般的な仕事のスキルが身に付いていないため未経験からスタートしなければならなかったり、経験のある仕事でもブランクができて復帰しづらくなったりします。

嫌なお客さんが来ても我慢が必要

接客業では常につきまとう問題ですが、どれだけ嫌なお客さんが来ても、嫌な感情を表向きに出すことはできません。
そのうえ風俗では性的なサービスを提供しなければならないため、相当の苦痛が伴います。

嫌なお客さんが来ても、仕事だと割り切って接客できる方であれば問題ありませんが、難しい場合は大きなストレスになるため風俗で働くことはおすすめできません。

性病にかかるリスクがある

性的なサービスの提供に伴い、性病にかかるリスクがあります。
風俗で主に感染しやすい性病は次のものです。

性病にかかるリスクを下げるには、粘膜が接触しない風俗エステやオナクラといった業種で働くのが望ましいです。

プレイを始める前に、お客さんの性器に性病の症状が見られないかを確認することも対策になります。

身バレのリスク

風俗では身バレのリスクがあります。

意外に感じる方もいると思いますが、実際によく身バレの原因となるものです。
とくに長く風俗嬢として働くと、身バレに対しての注意が薄くなりがちなため注意が必要になります。

風俗の仕事を始める前に知っておきたいこと

風俗の仕事を始めると、次の3つのようなことが起こります。

いざ働き始めてから知ってしまい戸惑わないよう、ここで知っておきましょう。

金銭感覚が麻痺してしまう

大金を短時間で稼げる風俗の仕事をしていると、プライベートでのお金の使い方が派手になってきます。
働けばすぐに大金を得られるので節約意識がなくなり、高価なものを買うことに抵抗がなくなってしまいます。

さらに、ほとんどの店舗で給料が毎日支払われることも、金銭感覚が麻痺する原因です。
毎日浪費しても風俗で1日働くだけで取り戻せるため、さらに金銭感覚が麻痺してしまうのです。

クレジットなどのローン審査に通りにくい

風俗で働く場合、ほとんどが「業務委託」になります。
業務委託は、会社で働く際の「雇う・雇われる」の関係ではなく、「依頼する・依頼される」の関係を指します。

ローンを組めるのは、この人はお金を返せる能力があると「信用」できるかどうかが問題になります。
組織に属して月に安定して給料をもらえる会社員と比べて、個人で仕事をするフリーランスは、収入が不安定なため信用を得るのが難しいのです。

また、風俗で働いていることを知られるのが嫌で、「フリーター」と宣言している女性が多いのもローン審査に通りにくい1つの原因になります。

お店選びの重要性

風俗で働く際は、お店選びを慎重に行いましょう。
同じ業種であっても、店によってコンセプトが異なるため、「いざ入店してみたら自分に全く合ってなかった」といった事態にもなりかねません。

また、もらえる給料も店選びで大きな差が出るため、入店前に細かくチェックし、不明点は店側に聞くようにしましょう。

また、風俗店には残念ながら違法なお店は少なくありません。

まとめ

風俗の仕事には、さまざまな業種とそれぞれの働き方があります。
それぞれ働き方に特徴があるため、自分に合いそうな業種を選ぶとよいでしょう。

また、風俗の仕事にはデメリットが付きまとうため、ネガティブなイメージを持ちがちですが、デメリット以上のメリットがあります。