チャットレディってどんなお仕事？仕事内容や給料を紹介

高収入を稼げる仕事を探しているとき、ふと「チャットレディ」を見つけた事もあるのではないでしょうか。

チャットレディは、高収入バイトとして知られています。
パソコンやスマホがあれば仕事ができるため簡単に始められるのが特徴です。

しかし、「高収入が得られるバイト」と聞くと怪しく感じる方は少なくないでしょう。
そこで本記事では、チャットレディがどのような仕事なのか、その仕事内容や給料を解説します。

チャットレディとは

チャットレディの仕事は、TiK ToKやInstagramのライブ配信をイメージするとわかりやすいと思います。

チャットレディでは、Tik TokなどのSNSの代わりに「ライブチャットサイト（チャットやビデオ通話で男性と話せるツール）」を利用します。

チャットレディの仕事内容や働き方

チャットレディは働き方を自由に決められます。
具体的には次のような働き方があります。

例えば「アダルトを在宅で配信して2ショットチャットで男性とお話をする」といった感じです。

ジャンルはアダルトとノンアダルトの2つから選べる

チャットレディのジャンルとして、「アダルト」と「ノンアダルト」があります。
チャットレディで働く際には、どちらかを選択することが可能です。

エッチな要素を含むアダルト

アダルトは、エッチな要素を含めた配信をするチャットレディです。

トークに加えて、エッチな行為でも男性客を満足させられるため、男性の満足度を挙げられやすい特徴があります。
キャバクラや風俗のように、直接男性客と会う必要がないためストレスも少なくて済みます。

また、必ずしもエッチな行為をする必要はありません。
トークのみで終わらせたり、エッチな行為をする雰囲気だけ出しながら最後まで行わなかったりすることも可能です。

エッチな要素を含まないノンアダルト

ノンアダルトは、エッチな要素を排除しておしゃべりで男性客を楽しませるチャットレディです。

エッチな要素がないため一見楽そうに思えますが、ノンアダルトはおしゃべりだけで固定ファンを獲得しなければなりません。
そのため、アダルトよりもノンアダルトの方が高いコミュニケーション能力が求められます。

アダルトと比較すると報酬額は少ない傾向にありますが、努力次第でアダルトよりも高い報酬額を得ることが可能です。

通勤チャットレディまたは在宅チャットレディの働き方

チャットレディには、2つの働き方があります。

自分に都合の良い働き方ができるため、「在宅で働くのが嫌」もしくは「通勤するのが嫌」という方でも、好きな方で働けることが特徴です。

通勤チャットレディ

チャットレディで通勤が必要になるのは、どこかの事務所に属している場合です。
事務所に所属している場合は、ネットカフェのように仕切りで区切られた個室がある場所などで配信を行います。

通勤チャットレディには、次のようなメリットがあります。

通勤の手間はかかりますが、それ以上のメリットが得られるでしょう。

在宅チャットレディ

文字通り、在宅でチャットレディを行う働き方です。

在宅チャットレディのメリットは次の通りです。

一方で、チャットレディに必要な機材などを自身で整える必要があったり、トラブルが起きた場合も事務所に電話が必要なため対応が遅れたりするといったデメリットがあります。

しかし、チャットレディの仕事で購入したものは、確定申告の際に経費として計上することが可能です。

3種類のチャット方法を上手く使い分ける

チャットレディでは、3種類のチャット方法があります。

3つのチャット方法は、状況に応じて上手く使い分けるとより稼ぎを得られやすくなります。

2ショットチャット

複数人の男性を相手にするのではなく、1対1で男性とチャットをします。
チャットの際、チャットレディ側の映像のみが映され、男性の映像は映し出されません。

また、チャットの途中は他の男性客からチャットを見られることはないため、男性との会話に集中できます。

2ショットチャットを求める男性客は疑似恋愛を求める方が多いため、リピーターを増やすために言葉遣いの工夫が必要になります。

双方向チャット

双方向チャットは、男女ともにビデオとマイクを使用して会話できるチャットで、ビデオ通話のようなイメージになります。
チャットレディとより親密になりたい男性が主に利用するのが特徴です。

２ショットチャットと比べて高い報酬を得られるため、2ショットチャットから双方向チャットに誘導できると高収入を狙うことが可能です。

パーティーチャット

チャットレディ1人に対して、複数人の男性がチャットに参加できるタイプのものです。
複数人と一度にチャットや音声で会話しなければならないため、最初のうちは戸惑うかもしれません。

男性1人の報酬単価は少なくなりますが、複数人が参加するため、結果的に2ショットチャットや双方向チャットと比べて、高い報酬を得られます。

チャットレディの流れ

ここでは事務所に所属している場合の流れを説明します。

チャットレディはぶっちゃけ稼げる？

チャットレディで仕事をする女性で、月収50万円を超えている人は少なくありません。

そのため「チャットレディは稼げる」と言えるでしょう。

実際には、契約している事務所の報酬形態（時給制または歩合制など）やチャットの回数などで異なってきます。

チャットレディでは、個人事業主として働くことになるため、所得税や社会保険料など実際に得た収入から引かれる部分もあります。
節税対策を行うと、より手元にお金を残せるでしょう。

チャットレディの報酬の仕組み

まずチャットレディで仕事をする際には2つも方法があります。

ライブチャットサイトと直接契約して働く	発生した報酬をすべて受け取ることができる
事務所に所属して働く	事務所が決めた報酬のバック率に応じて、発生した報酬の数十％を受け取る

また、「アダルトorノンアダルト」や「在宅チャットレディor通勤チャットレディ」では得られる報酬額が異なります。

チャットレディで起こり得るトラブル

チャットレディは高収入を得られる反面、さまざまなトラブルのリスクをもちます。

チャットレディの仕事を始める前に、起こり得るトラブルを把握し対処できるようにしておきましょう。

身バレする可能性

チャットレディでは、ビデオ通話が基本になるため、画面に個人情報の特定につながるものが映り込み身バレする可能性があります。

チャットレディは匿名性の高い「安全な副業」と広告されているのを耳にしますが、実際は身バレのリスクは低くありません。

また、悪質な事務所との契約によって詐欺の被害に遭い、情報漏洩が起こるトラブルも少なからず存在します。

しかし、これらは対策も可能なため、リスクがあることを知ったうえで対策することが大切です。

ストーカー被害を受ける可能性

チャットレディでは、ストーカーによる被害を受ける可能性があります。

チャットレディは男性の好感度を得ることで報酬を獲得する仕事です。
コミュニケーションを取るうちに、チャットレディに恋を抱き、過剰な男性だとストーカーに至る人がいるのです。

被害を受けないようにするためには、ライブチャットで個人情報漏洩に対する注意や、1人で夜道を歩かないようにするなどの対策が必要です。

契約をしている事務所とのトラブル

契約をしている事務所と次のようなトラブルが起こる可能性があります。

こうしたトラブルを避けるためには、事務所選びを慎重に行ったり、提示された契約書をよく読んだりする必要があります。

チャットレディで安全に働くためにやるべきこと

いくら高収入を得られても、自分の身に危険を生じたりトラブルに巻きこまれたりすることはさけたいですよね。

チャットレディの仕事で安全に働けるよう、これからご紹介する3つの対策を実践しましょう。

事務所選びを慎重にする

事務所選びはトラブルの回避や稼ぎに大きく影響します。

とくに契約書の内容が適切かどうか確認することは重要です。
退所条件や個人情報に関する内容などにも目を通し、不当であったり矛盾が生じていたりしないかを確認しましょう。

ライブチャット画面に個人情報がわかるようなものを映さない

身バレにつながる要素として、次のようなものがあります。

近年では、技術の進歩で一般の方の何気ないSNS投稿でもとくに注意が必要です。

そんな中、チャットレディの仕事をする女性はさらなるリスクがあります。
何気ないものでも個人情報の流出につながる為入念にチェックしてから配信することが大切になります。

顔出しをしない

チャットレディでライブチャットをする際、顔出しはしない方がトラブルを回避できる可能性が高くなります。

男性からの人気が稼ぎに直結するため、顔出しはハンデとなりますが、危険性を考慮すると顔出しはしない方が将来的なメリットになります。

まとめ

チャットレディは怪しい仕事ではなく、チャットやビデオ通話で男性客に楽しんでもらう仕事です。

自分に合った働き方やチャット方法を選べるのが大きなメリットになります。
個人であれば未経験の女性でも簡単に始められるのも特徴です。

また、事務所と契約したうえでチャットレディとして働きたいと考えている女性は、トラブルを回避するために事務所選びは重要となります。